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長野市北堀楽音ピアノ教室小林玲子です。
子どもが成長していく姿は、本当にあっという間です。
昨日までできなかったことが、ある日突然できるようになる。そんな瞬間を、ママたちは日々感じているのではないでしょうか。
その中で「ピアノのレッスン」を通じて育つ力のひとつに、楽譜を読む力=先を見通す力があります。
音符を追うだけではなく「次にどんな音が来るか」を考える習慣は、勉強や生活の中でも大きな力となります。
楽譜を読む力は「未来を予測する力」
楽譜を読むとき、子どもは目の前の一音だけでなく、先のフレーズを見ながら弾いていきます。
たとえば…
どの指を使えば次が弾きやすいか?
このメロディーはどんな風に続くのか?
強弱の指示をどこで入れるか?
これらを瞬時に判断しながら演奏しています。
つまり、楽譜を読む力は「未来を予測する力」と言い換えることができるのです。
音楽から育つ「計画性」と「見通し力」
この先を読む習慣は、音楽以外の場面でも活かされます。
宿題をどこまで進めたら遊べるかを考える
明日の準備を今日のうちにしておく
友達との約束時間を守るために逆算して行動する
こうした日常の場面で「見通し力」が自然と使われていきます。
ピアノの練習は、ただの音楽教育ではなく人生に役立つ力を養う学びなのです。
ママの声かけでさらに伸びる!
この力を家庭でもサポートするのは、ママのちょっとした声かけです。
「ちゃんと弾きなさい!」よりも、
「先を見て弾けたね」「次の準備ができていたね」
と具体的にほめることで、子どもは「自分はできる!」という自信を育みます。
特に、ピアノは練習を重ねる中で「できない」と感じる瞬間も多い習い事。
だからこそ「未来を見通せたね」という小さな成功体験を積み重ねることが、継続の力につながります。
楽譜が読めるようになると広がる世界
楽譜をスラスラ読めるようになると、子どもの世界は一気に広がります。
好きな曲を自分で探して弾けるようになり、音楽の楽しみが何倍にもなるのです。
さらに、人前で演奏する発表会や学校での伴奏など、さまざまな場面で活躍できるチャンスも増えます。
これは子どもにとって大きな自信となり、自己肯定感の土台を築きます。