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子どもの「困った行動」に見えるけれど…
こんにちは。
長野市北堀にある 楽音ピアノ教室 の小林玲子です。
小さな生徒さんを教えていると、
「机の下に隠れてしまう」「ふざけてしまう」など、
一見すると集中力がないように見える行動が出ます。
でも、それは決して「この子は集中できない」「やる気がない」ということではありません。
実はそこには、子どもの心の大切なサインが隠れているのです。
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机の下に隠れる=安心のサイン
子どもにとって机の下は「小さな秘密基地」。
周りから守られているように感じられる特別な空間です。
机の下に隠れるのは「ここなら安心できる」「今はちょっと守ってほしい」という気持ちの表れ。
心理学的にも、子どもが安心を求めるときによく見られる行動だとされています。
ですから「集中できないから隠れている」わけではなく、
「安心を求めているから隠れている」と考えてあげることが大切です。
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背景にあるのは「生活の変化」
私がこれまで長野市で多くの生徒さんを見てきて感じるのは、
こうした行動の背景には「生活の変化」や「新しい環境への適応」が関係していることが多いということです。
例えば…
• 発表会や運動会など、イベントが続いて疲れているとき
• 幼稚園や保育園で新しいクラスや先生に慣れている時期
• 習いごとや家庭で生活リズムが変わったとき
こうしたときに「甘えたい」「安心したい」という気持ちが強まり、
机の下に隠れる行動として表れることがあります。
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ピアノ教室での対応
楽音ピアノ教室では、机の下に隠れてしまったときに無理やり引っ張り出すことはしません。
それは子どもにとって逆効果だからです。
代わりに…
• 「大丈夫だよ、先生がいるからね」と声をかける
• 出てきたときに「できたね!」と小さく褒める
• すぐピアノに向かわなくても、リズム遊びや手拍子から始める
このように、安心+小さな成功体験 を積み重ねることで、自然とピアノの前に戻れるようになります。
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保護者の方へお伝えしたいこと
保護者の方が「うちの子、集中力がないのかも?」と心配されるのは当然です。
でも実際は、安心を求めているだけ なので大丈夫。
「なんでちゃんとできないの?」と叱る必要はありません。
むしろ「そうか、安心したい気持ちがあるんだな」と受け止めていただければ、
お子さんは安心してまた前に進むことができます。
そして、ご家庭や園での様子を少しお聞かせいただけると、教室での対応にもつながります。
保護者と先生が一緒に見守っていけると、子どもの心はぐんと安定していきます。
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成長の一歩として
最初は机の下に隠れていた生徒さんも、少しずつ安心を積み重ねることで、
「発表会で堂々と演奏できるようになった」
「自分からピアノに向かうようになった」
そんな姿へと変化していきます。
大切なのは、行動を「マイナス」と捉えないこと。
机の下に隠れるのも「今の自分をわかってほしい」「安心したい」という前向きなサインです。
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まとめ
• 机の下に隠れるのは集中力がないからではなく「安心したい」から
• 背景には行事や環境の変化など、子どもの生活リズムが関係する
• 保護者と先生が一緒に受け止めれば、必ず成長につながる
楽音ピアノ教室では、お子さんの一つひとつの行動を「成長のサイン」として大切に受け止めています。
安心と「できた!」を積み重ねて、自信と音楽の楽しさを育んでいきましょう。
長野市北堀でピアノ教室をお探しの方、ぜひ一度体験レッスンにお越しください。
きっと「うちの子でも大丈夫」と感じていただけると思います🌸
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📝 長野市北堀 楽音ピアノ教室
講師:小林玲子
対象:3歳~小学生中心のピアノレッスン
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